工務店やリフォーム店にとって、ホームページとブログは、営業の入口になります。
- 検索で名前が出る。
- チラシで見たり、紹介されたあとに、一度はサイトを訪れる。
にもかかわらず、ここで失点すると、非常にもったいないことになります。
私の経験上、メンテナンスを後回しにしたサイトは、更新が止まっているだけでは済まないことが多いです。
- 情報が古い
- 写真が暗い
- スマホで読みにくい
- お問い合わせの導線がわかりにくい
- なんとなく、違和感がある、などなど。
どれか一つでも当てはまることがあると、「この会社(営業マン)なら任せられる」と思う前に、お客様はホームページを離れてしまうかもしれません。
メンテナンスとは、新しい記事を書くことだけではない
ブログなら「更新」と聞いて、記事の追加だけを思い浮かべる方もいます。
でも大切なのは、サイト全体が「今現在の会社」として機能し続けることです。
たとえば次のような点は、住まいと同じで、手を入れメンテナンスしなければ劣化する側面があります。
- 代表者名や所在地、電話番号、対応エリアの変更
- 施工事例の年号や、もう手がけていない工法・商品の記載
- ブログの最終更新日が数年前、イベント告知がそのまま残っている
- 画像が重く、スマホで表示が遅い
- フォームや地図の不具合、SSL(鍵マーク)まわりの警告などなど
お客様は建築のプロではありませんから、建築の話はよくわかりません。
そのため、ホームページやブログの情報が古くても、正しいか?どうか?はわかりません。
結局、お客様が欲しいのは、「今、ここ!」の情報です。
※なぜなら、家づくりは今、ここから始めるものだから。
ホームページとブログで、手入れの重心が少し違う
ホームページは、会社の顔として、正確さと迷わなさが大切です。
施工実績、保証、アフターの説明などなど、ここが古いと、「説明されている内容、まだ有効?」という疑いが先に立ちます。
ブログは、日々の仕事ぶりや考え方が伝わる場所です。
だから、更新のリズムと、中身の質の両方が効いてきます。
以前の記事にも書いた通り、量だけを追うのが目的ではありません。
そのため、更新だけでなく、昔、書いた記事の見直し(メンテナンス)も非常に重要です。
なぜなら、ブログは書き続けるほどに、自分自身のスキルが上がってくるからです。
よく、自分の黒歴史は消してしまいたいといいますが、過去に書いたブログはまさに、黒歴史かもしれません。
過去のブログを読んでみると、
- 意味がわかりにくいもの、
- タイトルと中身にギャップがあるもの
- 今とは状況が異なるものなど
があります。
それらを、きちんとメンテナンスしておくことも、大事な営業活動の一つです。
ちなみに、私はこのGW中に別サイトのメンテナンスを行ったのですが、なんとGA4のイベント数が、63.8%もアップしました。
※GW中は、多くの人がお出かけに夢中になるので、ネット業界は閑散とする・・・と言われておりますが、そういう時期を狙って、記事の更新ではなく、メンテナンスを行うと、効果的かもしれません。
「メンテナンス」より「新しい記事?」
サイトやブログは更新で手一杯。
ましてやメンテナンスなんて、後回し・・・になりがちです。
なぜなら、新しい記事の追加は、営業に直結している気がするのに対し、
メンテナンスは、大事かもしれないが、営業には直結していない気がしてしまうからです。
ネットで比較するのは当たり前の時代ですから、
ホームページやブログは、自社のことができるだけ正しく伝わるものでなければなりません。
そういう意味では、過去に書いたものほど点検が必要です。
人間は、過去の失敗を踏まえて「現在」の自分に成長します。
ですが、ホームページやブログは、自動的には「成長」してはくれません。
「今のこの会社の姿勢はすばらしい。
でも、過去の記事を見ると、何か違う気がする。」
こういう時、お客様は、この会社も成長したのね。とは思ってくれません。
おそらく、「一事が万事。結局、こういう会社なのかもね。」と疑う方が圧倒的に多いはずです。
つまり、ホームページやブログのメンテナンスは、過去から現在、未来に至るまで、一貫したポリシーの会社である!ことを証明するために、やらねばならないことなのです。
無理に立て直さなくてよい。回すサイクルを小さくする
もちろん、いきなり全面リニューアルをしろ!と言っているのではありません。
大事なのは、「ホームページやブログを触る習慣」を会社のなかに置くことです。
- できるだけ、ホームページとブログに目を通す
- ブログは、現場の案件から短くてよいので積み上げていく
- 古い告知記事は冒頭に「終了しました」と一言足す
- 簡単な部分修正から、少しずつ始める、などなど
完璧を目指すと、かえって何が何だかわからなくなり、手が付かないまま1年が終わります。
小まめに見回り、ずれを早く直す。
つまり、住まいの手入れやメンテナンスと同じ発想でよいのです。
まとめ
工務店やリフォーム店のホームページやブログは、新しいページを増やすことだけではなく、メンテナンスもとても重要です。
なぜなら、メンテナンスによりお客様は過去から現在までの、「一貫したあなたの姿勢」を見ることができるからです。
- 情報の正しさ
- 読みやすさ
- 更新のリズム
- 過去からの一貫したポリシーなど。
どれも、この会社とならちゃんと長く付き合えそうという感覚につながります。
ホームページもブログも、日ごろの更新はもちろんですが、お店の棚卸と同じで、メンテナンス時期を今から決めておくことをおすすめします。
地味で大変な作業ですが、やるだけの価値はあります。
こちらも参考にどうぞ。


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