まず「工務店のニュースレター」の基本についてお話しします。
記事の内容は、
- 売り込み色をなくすこと
- お客様に家づくりのプロとして信頼していただくようにすること
この2点は絶対です。
また、ニュースレターは長く続けてこそ意味があります。
なぜなら確固たる信頼を得るためには、時間が必要だからです。(工務店の場合は特に)
DMとニュースレターは違います。
DMなら、途中で来なくなっても、お客様は何も思いません。
ですが、ニュースレターの場合は、話が違います。
ニュースレターの目的は、信頼を得るためですから、途中で止める行為そのものもNGです。
信頼を得る2つの方法
ちなみに、お客様からの信頼を得るルートは2つあります。
- ニュースレターを毎月、出し続けることで信頼を得る(力技)
- ニュースレターの内容から、信頼を得る
言うまでもなく理想は、両方を満たしているニュースレターにすることです。
工務店のニュースレターで一番重要なポイントは?
毎月、ニュースレターを発行するという行為は、頑張れば誰でもできます。
が、毎月、発行していても、
- いつのまにか、お客様から「読まれない」状態になる
ことだけは、絶対に避けなければなりません。
そのためには、下記の3点は、特に注意します。
- むやみやたらに枚数のあるニュースレターを作らない
- 面白味のないニュースレターを作らない
- デジタルSNSの存在を意識しておく
これは、
- 常に忙しい現代のお客様には、シンプルに伝えることが大切になる。
- 読むか?どうか?は、パッと見ただけで決められる。
- デジタルとは一味違う、アナログの良さを出す。
という理由からです。
工務店のニュースレターに書く内容は?
工務店のニュースレターの内容は、
- 社長の人柄がわかるもの
- 生き生きした現場等の様子
- 新築の記事
- リフォーム用の記事
この4つを書くのが、バランスが取れます。
そして、記事を書いたならば、必ず、他人に見てもらう。
これが、とても重要です。
なぜなら、記事を書く人と、その記事を読む人の間には、
- 知識の差
- 感覚の差
が必ず存在するからです。
もし、この差に気づかないままだと
せっかく書いたニュースレターの記事の内容がお客様にうまく伝わらない
その結果、ニュースレター自体の効果が半減してしまう
ということが起きてしまうからです。
そうしたことを避けるためにも、ぜひ、恥ずかしがらず、書いた記事は一度、誰かに読んでもらってください。
とは言え、
通常、工務店のニュースレターは毎月発行するのが、お約束です。
- 記事を毎月、売り込み色なしで書くのは大変
- その記事を他人に読んでもらって、編集しなおすのはもっと大変
もし、一瞬でもそう思われたなら、ニュースレターのひな形を使ってみるのも一つの方法です。
工務店経営研究所のニュースレターひな形を使ってみよう
現在、「工務店のニュースレターひな形」は様々なサービスがありますが、かくいう私たちも「工務店のニュースレターひな形」を販売しています。
このサポートは、2006年から開始しましたので、2024年現在で18年間、続けてきたことになります。
ちなみに、私たちが作成している工務店のためのニュースレターは、
お客様がサクッと読める量の記事にすること
見た目で飽きさせない工夫をすること
公平でありながらも、プロとして信頼される記事にすること
書いた記事は、必ず第三者にチェックしてもらうこと
を意識し、使っていただいている工務店さんに、よりよい結果が出るよう毎月、毎月、力を注いでいます。
工務店のためのニュースレターサンプル
では、工務店経営研究所が作成するニュースレターとはどんな感じなのか?
過去のニュースレターのサンプルをいくつか掲載しておきます。
「これで成果が出るのか?」と思った方は、おそらく勘違いをされています。
ニュースレターに、こぎれいで、かっこいいデザインを求めているのは、あなた自身であって、お客様ではない!ことに気づいてください。
画像は一部しか表示しておりませんが、
工務店経営研究所のニュースレターは、
- サンプル・シンプル
- サンプル・アットホーム
- そのまんま・シンプル
- そのまんま・アットホーム
の4種類で1セットとなっており、お好きなタイプを常時、使えるようになっています。
※黒字の部分は問題なければ、そのままお使いください。
※赤字の部分は、ご自身で変更していただくことを想定しております。
※記事を1から書く必要はありませんが、ご自身の状況に合わせ、内容を変更すると効果的です。(ここは、とても大切なポイントです!)
どうしても忙しい月のみ、そのまんま版をお使いいただくか?その月だけ、おまかせコースをご依頼ください。おまかせコースについての詳細は、ニュースレター会員特典でご覧ください。
工務店経営研究所のニュースレターの特徴
このニュースレターの大きな特徴は、下記の3つです。
- 記事をライターに依頼せず、私たち自身が書いていること
- 記事に合わせた完全オリジナルなイラストを描いてもらっていること
- 手書き感を出し、ニュースレターのデザイン枠を1年で変更すること
記事を自分たちで書く理由
最近は、ネット上で依頼すれば、記事をそれなりにまとめてくれる方はたくさんいらっしゃいます。
けれども、工務店のニュースレターは、家づくりについて素人のお客様に様々なことを教え、注意喚起を促す先生のようなものです。
もちろん、どのライターさんであっても、記事を書く以上は、本やインターネットなどで様々なことを調べていらっしゃるでしょう。
が、ライターさんでは、どうしても不足するものがあるのです。
それが、現場での実体験です。
言葉の力というものは目には見えませんが、現場での実体験のあるなしは、小さな差を生んでいきます。
もちろん、短い期間であれば、その差はほとんど見えてはこないでしょう。
いや、むしろプロのライターさんの方が、文章力では確実に上だと思います。
ですが、工務店の目的は、素晴らしい文章を披露することではありません。
長い時間をかけ、家づくりのプロとしての信頼を勝ち取り、受注につなげることが一番の目的です。
そのためには、どんなに些末なことも見逃せない。
そんな気持ちがあるからこそ、私たち自身で記事を書き続けるのです。
また、昨今はニュースレターをホームページと連動させることも視野にいれておりますので、その観点からも記事内容には気を使っています。
志賀功宗
通常営業マンの3倍以上の棟数を小さな地元の工務店で受注しています。
その当時の住宅営業は「訪問営業」「電話営業」が当たり前でしたが、それを一切せず、自作の書式を利用するだけで、坪単価60万円以上の注文住宅ばかりを年間5億円以上受注した実績を持ちます。
後藤さゆり
リフォームで0から起業し、その後27年間リフォーム会社を経営。2022年、円満に会社を清算しましたが、リフォーム会社経営時の顧客リピート率は80%近い数字を獲得しました。言うまでもなく、そこに大きく貢献したのが、毎月発行するニュースレターです。また、早くからホームページを持っていたことで、ホームページからの大規模リフォームやリノベーションを何度も獲得しています。その経験を活かし、最近では、GA4やホームページ(wordpress)に関しての情報発信を積極的に行っています。
記事に合わせた完全オリジナルなイラストを使う理由
インターネット上には、様々なフリー素材のイラストがあふれています。
しかし、工務店経営研究所では、
毎月の記事を担当者に読んでもらい、その記事に沿ったオリジナルなイラストを描いてもらうようにしています。
その目的は、
ニュースレターをパッと見た時に、記事に興味を持ってもらうためです。
このことを理解していただくためには、実際の見本で見るとわかりやすいと思います。
試しに下記の3つで比較してみたいと思います。
- 文字ばかり書かれたニュースレター
- フリー素材のイラストを使ったニュースレター
- 記事に合わせたオリジナルなイラストを使ったニュースレター
画像を比べてみると感覚的にわかると思いますが、受け取る側のイメージは、かなり違うはずです。
一般的に、ニュースレターをパッと開いた瞬間、読んでみようかな?と思えるのは、
オリジナルイラスト入り→汎用イラスト入り→文字のみ
という順番になります。
にもかかわらず、汎用イラスト(あるいはオリジナルでも汎用風のもの)を使う工務店が多いのはなぜ?でしょうか?
実を言うと、工務店のニュースレターは記事の内容が特殊であることが多いので、イラストレーターにとっては、記事に合わせたイラストを描くのは、あまり嬉しいことではないのです。
なぜなら、毎月、描くイラストは、その記事のみでしか使えず、汎用性のないイラストばかりが量産されることになってしまうからです。
そうした、イラストレーター側の想いは十分に理解していますが、それでも、工務店経営研究所では、敢えて!記事に沿ったイラストを描いてもらうのです。
それは、すべて!
「もしかしたら、お客様は読まないかもしれない」という壁を乗り越えるためです。
敢えて手書き感を出し、ニュースレターのデザインを1年で変更する理由
現在、ニュースレターのデザインは、
- かっこいい
- 洗練されている
ものが、無料でいくらでも手に入ります。
もちろん、会社規模や職種によっては、そうしたニュースレターの方がピッタリはまる場合もあります。
が、一人親方・家族経営・スタッフ4~5人で仕事を請けている地元の工務店の場合には、かっこよく洗練されたニュースレターが、かえって足を引っ張る場合が多いのです。
このことは、SUUMOの調査を見ても明らかです。
つまり、
昨今のように、訪問営業も電話営業もしないのが当たり前の時代に、
せっかく、お客様が抱いている「工務店ならではの魅力」(特に黄色の線を引いた部分)を、無駄にするようなイメージ戦略は、とてももったいないのです。
事実、かっこいい、洗練されたデザインは、お客様に「冷たい」「敷居が高い」といったイメージをもたらします。
そうしたマイナス面を少しでもなくすよう、工務店経営研究所では、ニュースレターのデザインは敢えて、手書き感を大切にしています。
ご自身の好みに引っ張られず、あくまでも、ニュースレターを受け取る側の立場になって考えてみることが大切です。
印刷された年賀状と、手書きの年賀状、もらった時どちらが嬉しいか?考えてみればわかるはずです。
また、1年ごとにニュースレターのデザインを変えているのは、お客様を大切に思う気持ちを伝えるためでもあります。(手書きで毎年、ニュースレターの枠を作るのは面倒だろうに、ちゃんとやってくれてるんだな・・・とたった1人でもお客様が思ってくれたら、それでOKなのです)
なお、どうしても、自社のセンスの良さを見せておきたい!という場合には、ホームページの施工実例等でたっぷり見せるのが良いでしょう。
工務店経営研究所のニュースレター価格
もし、上記のような、工務店経営研究所のニュースレターに興味がございましたら、下記の価格で販売しておりますので、末永いお付き合いをお願いいたします。
工務店のニュースレター価格(通常コース)
毎月支払いのみ 毎月9,000円:郵便代引きにてデータURLを送付します
※毎月25日前後に、次の月号を送付いたします。
※必要なソフト word (docx形式)
※今の時代にピッタリの、会員様だけの特典をご用意しております。
工務店のニュースレターのお申込
工務店経営研究所(前身は工務店サポート実践会)は、「工務店」の経営と営業をサポートして18年(2024年現在)です。当初から、工務店経営研究所は「訪問営業」「電話営業」を一切なくし、代わりにニュースレターを活用した新しい営業方法を提案してきました。
これまで私共が作成したニュースレター・その他の営業ツールを使っていただいた工務店様は延べ2000社以上になります。