工務店経営研究所は、2006年に工務店サポート実践会として生まれました。
※2016年に、現在の工務店経営研究所と名前を変えました。
共同代表者は、志賀功宗と後藤さゆりの二人です。
当初は、「売れる工務店への道」という住宅営業のための教材を売ることから始めましたが、同時期に、工務店のためのニュースレター作成のサポートにも力を入れようになりました。
それから、17年間、毎月、毎月、ニュースレターの記事を書き続けながら、工務店さんの様々な悩みや相談に乗ってまいりました。
通常、工務店のサポートというのは、高額なものが多いのですが、工務店経営研究所が、敢えてそれをやらないのは、小さな地元の工務店が経営を継続して安定させていくためには、金だけで解決する発想そのものがNGだとわかっているからです。
実際、少なくない数の工務店さんが、この17年の間に廃業していった経緯を考えると、こう言わざるを得ません。
「小さな地元の工務店の行く末は、すべて経営者自身にかかっている」と。
特にこれからの時代は、経営者自身が学び、バージョンアップしていかなければ、新しい未来は描けません。
そのため、ニュースレターの費用は、単なるニュースレターの記事代というよりも、工務店経営者さんのバージョンアップ代だと私たちは考えています。
事実、ニュースレターひな形において私たちのスタンスは、部分的で良いので「自分で書く」「自分で校正する」ことを推奨しています。(語尾をその地域特有の方言に変えるだけでもOKです)
それを面倒だという理由でやらないのは、営業活動は面倒だからしない!と言っているのと同じです。
実際、地元の小さな工務店の場合には、社長さんの人柄も受注を決める重要な要素です。
正直に申せば、うまい文章は必要ありません。大事なのは、熱い想いを正しく伝えることだけです。
もし、どうしても、自分の文章が不安であるなら、それもまた、私たちに気軽にご相談ください。
また、ホームページに関しては、私たち自身が制作を請け負っていないため、長い間、口をつぐんできましたが、さすがに、制作会社に任せきりの工務店経営者さんを見て、考えを改めました。
なぜなら、今後、地元工務店の営業の中心になり得るのは、ニュースレターとホームページであることは間違いないからです。
そもそも、ニュースレターとホームページ、どちらも持っているにも関わらず、ニュースレターとホームページをまったく連動させていない工務店さんが多いのにも驚きます。
販促ツールは個別で使うのではなく、抱き合わせてこそ効果を発揮しやすくなるのに、とてももったいない話です。
さらに、昨今は、消費者の好みや感覚も大きく変わってきていますので、地道な研究、地道な活動なしには、うまくいかないことが増えていくはずです。
だからこそ、私たちは、工務店経営者さんと太く短くではなく、細く長く付き合っていきたいと考えています。
「私たちは、大金には目がくらまない!」
とは言いませんが(笑)、社長さんのポケットマネー程度の金額で私たちの活動が成り立っていくのであれば、その方が、地元の小さな工務店さんを長く存続させ、結果的にお施主様のためにもなっていくはずです。ご
志賀 功宗
通常営業マンの3倍以上の棟数を小さな地元工務店で受注。
「訪問営業」「電話営業」を一切しないで、坪単価60万円以上の注文住宅ばかりを年間5億円以上受注した実績を持ち、現在「住宅営業コンサルタント」として活動中。
後藤 さゆり
リフォームで0から起業し、その後27年間リフォーム会社を経営。2022年、円満に会社を清算。ニュースレターの記事には女性目線を追加しつつも、リアルな現場サイドの雰囲気が漂うように努力している。デジタルが苦手な工務店さんに対しては、GA4やwordpress(ホームページ作成)についても、できる範囲でご相談に乗らせていただきます。
