工務店のニュースレター効果の調べ方

ニュースレターノウハウ

工務店が毎月発行しているニュースレターの効果はあるのだろうか?と疑問に思ったならば、GA4を使って、調べてみることができます。

もちろん、初めてニュースレターに取り組んだ時には、「成果が出ているな」と肌感覚でもわかります。

ところが、ニュースレター発行にも慣れてきた2~3年目ぐらいから、「モヤモヤ」し始める工務店さんが増えるのです。

  • 取り組んだ当初は、あんなに効果があったのに。
  • 最近は、効果があるのか?どうか?もわからない・・・と。

ニュースレターは止めたらどうなるのか?

では、そのもやもやに抗えず、ニュースレターを止めてしまったら、どうなるのでしょうか?

私たちは、長い間、ニュースレターに取り組んできましたので、この点についても確認できています。

まず、ニュースレターを止めて1年ぐらいは、ニュースレターを出している時と、たいして変化はありません。
そのため「なんだ。ニュースレターなんてメンドクサイもの出さなくても良かったのだ」と思うようになります。

ところが、ニュースレターを止めたツケ2~3年ほど後に回ってきます。
目に見えて、受注や引き合いが、どんどん減り始めてくるのです。

こうした経験から、直接、目には見えないけれど「工務店が発行するニュースレターの効果」は出ちゃんとある!と断言しても良いと思います。

ニュースレターは効果がある!という証拠は?

とは言え、目に見えないものを頑張るのは大変です。
そこで、おすすめしたいのが、ニュースレターの効果を、きちんと自分の目で確かめる!ことです。
20年前にはできませんでしたが、今なら、簡単に確かめることができます。

ニュースレターの効果を調べるには?

ニュースレターの効果を調べるためには、GA4を使います。

そのため、効果を調べるためには、ホームページ(ブログ)とニュースレターの両方が必要になります。

  1. まず、ニュースレターの記事内に「測定用のQRコード」を貼りつけます。
  2. 次に、ホームページやブログに訪問した人の中で、ニュースレターから来た人がどれだけあるか?をGA4で確認します。

この時、ニュースレターには、ホームページやブログへの誘導をしておきます。

ニュースレターにQRコードを埋め込む方法

まず、ニュースレター記事にQRコードを埋め込みますが、通常の、会社ホームページのQRコードを貼りつけるのとは、違った手順が必要になりますので、ゆっくり、この記事を見ながらやってみてください。

  1. ニュースレター記事と連動させたいホームページやブログページなどを準備し、そのURLをコピーしておく。
  2. Campagin URL Builderで、測定できるURLを作り、そのURLをコピーする。
  1. QRコード作成サイトへ行き、2で作成したURLを使ってQRコードを作り、ダウンロードする。
  2. ダウンロードしたQRコードをニュースレター記事に張り付ける。

GA4で確認する方法

QRコードを貼りつけることができたら、ご自身のスマホで一度、試してみましょう。

確認する点は

  • QRコードから、きちんと思い通りのページに飛んでいるか?どうか?
  • GA4で、ちゃんとデータが取れているか?どうか?

この2点になります。

なお、GA4での確認の仕方は、下記の通りです。

GA4の管理画面に入ります。

左側のメニューから「レポート」のマーク→集客→トラフィック獲得をクリックします。

出て来た画面の、▼をクリックします。

すると、下記のような項目が出てきますので、どちらかをクリックしましょう。

おわかりかと思いますが、

  • 「セッションの参照元/メディア」を選べば→「qr」
  • 「セッションのキャンペーン」を選べば→「news-march」が、

表示されます。

なお、ご自身のスマホでチェックされる場合には、2つ注意点があります。

内部トラフィックを除外している場合には、カウントされないことがありますので、どうしても確認したい場合には、一旦、内部トラフィックの「有効」を「無効」にする、違うネット環境へ移動するなど工夫してお試しください。
※内部トラフィックに関しては、「歯車」→「プロパティ」「→データの収集と修正」→「データフィルタ」で確認できます。

また、GA4への反映は、1日ほど待たないと表示されませんので、ご注意ください。

ニュースレターの効果の調べ方のまとめ

今は、無料のツールだけで、簡単にニュースレターの効果を調べることができます。

準備するのは、

  • ニュースレター
  • ホームページやブログ
  • GA4

の3つです。

ただし、ニュースレターは継続し続けてこその営業ツールですし、
万が一、思ったような効果が出ていない場合には、

  • 仕組み化されているか?
  • 仕組みの中で、ニュースレターをどう位置付けしているか?
  • コンテンツの内容は適切か?

など、一度見直す必要があります。

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