工務店やリフォーム店の悩みは、店ごとにまったく違います。材料費、人手、受注、ホームページの更新・・・状況は十人十色です。
それでも、ある日、とても気分のいい出来事がありました。「小さな工務店」とすら呼べない、一人親方の大工職人さんのところに、ネットから問い合わせが来たのです。
行ったことは、大げさな施策ではありません。今まで書いてきたブログに、ちょっと手を加えただけです。
一人親方で、ホームページやブログを持っていて、ご自身で触れるのであれば、誰でも再現できる話だと思います。
眠っている資産を、どう掘り起こすか
「頑張ってきたけれど、何の役に立っているのかわからない」──そんなブログやホームページ、意外と少なくないのではないでしょうか。
役に立っていないと感じると、えぇい、止めてしまえ!となりがちです。でも、今まで積み上げてきた労力は、ある意味、資産です。
問題は、眠っている資産を、どう掘り起こすか。
正直、このあたりは店の規模や地域、得意な仕事によって違うので、一概には言えません。
が、共通して言えることが、一つだけあります。
ネットに関することは、AIがやっぱり強い、ということです。
ブログをプロに依頼し続けては、資金が続かない
ブログやホームページを活かす方法──SEO対策など──は、多くの方がそれなりにやってきているはずです。
ホームページ制作会社やコンサル会社に依頼すれば、SEO対策は当たり前かもしれません。ただ、小さな工務店やリフォーム店には、それをお願いし続けるだけの資金力が不足している、というのが現実です。
だからこそ、自分の手で、少しずつ直せるほうが、長く続けやすい。
今回の一人親方さんも、大きなリニューアルではなく、既存のブログを活かす方向で動きました。ゼロから作り直すのではなく、すでにあるものを起こす──この発想が、意外とうまくいきます。
人間の限界と、「できている」という思い込み
もう一つ、押さえておきたいのは、人間のデータ処理能力には限界があるということです。
しかも、人間は先入観に支配される動物です。
私自身、AIを活用してみて、「自分だけができていると思い込んでいた」ことに気づかされました。
「自分はできている」と思いこめば、現実的に、それ以上の学びは生まれません。
ところが、AIは、見事に、ズバリとそこを指摘してきます。確かに、重箱の隅をつつくようなこともあります。
でも、昔から「神は細部に宿る」と言いますし、ネット上では、この小さな差が、大きな差を生んでいくことは、多分、間違いないでしょう。
ライティング編集は、最初の一歩にすぎない
以前、このサイトで、小さな工務店やリフォーム店はAIをライティング編集に使うのが現実的というお話をしました。
それは、あくまで最初の一歩です。
正直、ライティング編集だけにAIを使うのは、もったいなさすぎます。
ライティング編集を行うのは、自社の状況や自分の文体などを、まずはAIに学習させるためだと考えておいた方がいいかもしれません。
実は、その先にこそ、AIを活用する意味が見えてくる──そう実感した日でした。
「学習させる」とは、何をするのか
難しく聞こえるかもしれませんが、やることの核はシンプルです。
- これまで書いてきたブログや記事を、AIに読ませる
- 自社の得意・不得意、やりたいこと・やりたくないことを、メモとして残す
- 修正のたびに、「ここは違う」「うちはこういう言い方」とフィードバックする
これを繰り返すと、AIは一般的な工務店の答えではなく、あなたの店に近い答えを返すようになっていきます。
一人親方さんのブログも、長年の現場の言葉がすでに蓄積されていました。
AIは、その蓄積を読みやすく整え、見つけやすくする手伝いをした。
それだけで、ネットの向こうから声が届いた、のです。
小さな工務店ほど、「自分ごと」が武器になる
大きな会社は、専門の担当者や外注先がいます。
小さな工務店やリフォーム店は、経営者自身の言葉が、そのままお客様への約束になります。
だからこそ、テンプレート記事を量産するより、自分のメモや現場の話を、AIと一緒に形にするほうが、長い目で見ると強いのです。
「ネタがない」のではなく、文章の形にできていないだけ、という場面も多いはずです。
AIは、その並べ方と間の取り方を手伝ってくれます。
手順とプロンプトをまとめたキットのご案内
ここまでお読みいただいた内容は、一人親方の大工職人さんの例を通して、「続けてきたブログを、AIと一緒に少し直す」という流れでした。
「よし、うちもやってみよう」と思っても、いざ手を動かす段階になると、
- 何から直せばいいか、わからない
- AIに何を貼ればいいか、わからない
- 自社のことを、どこまでAIに伝えればいいか、わからない
こういうところで止まってしまう方は、少なくないと思います。
そこで、記事でお伝えした考え方を、そのまま使える形にまとめた 「眠っているブログを掘り起こす AI活用キット」 をご用意しました。売り切り型のデジタル商品です。
詳細はこちらをご覧ください。
まとめ
工務店の悩みや状況はさまざまです。だから、万人に効く秘策は、どこにもありません。
それでも、ホームページやブログを持っていて、ご自身で触れるのであれば、眠っている資産を掘り起こす選択肢は、今なら現実的です。
- 今までの労力は、捨てるものではなく資産
- ネットまわりは、AIが特に強い領域
- ライティング編集は第一歩。本当の目的は、自社をAIに学習させること
- 小さな差の積み重ねが、問い合わせという大きな差につながることもある
一人親方の大工職人さんの例は、特別な才能の話ではありません。続けてきたものを、AIと一緒に少し直しただけです。
「何の役にも立っていない」と感じているブログやホームページがあるなら、止める前に、一度、AIに相談してみる──そこから始めてみてはいかがでしょうか。

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