「毎月ニュースレターを出しているけれど、反応が薄い」
「見た目は綺麗なのに、お客様が読んでくれていない気がする」
そんな声をよく聞きます。
実はその原因の一つが、「デザインの綺麗さ」にあるかもしれません。
二つのタイプの違い
そこで、「綺麗なデザイン重視のニュースレター」と「手書き風ニュースレター」の二つの特徴や印象をくらべてみましょう。


タイプ | 特徴 | お客様の印象 |
---|---|---|
デザイン重視ニュースレター | きれい・整っている・広告っぽい | 「企業的」「売り込みっぽい」 |
手書き風ニュースレター | 温かみがある・人柄が出る | 「親しみやすい」「読んでみようかな」 |
見た目がきれいなニュースレターは一見良さそうですが、「広告感」が強く、心に残りにくい(世の中にデザイン重視の広告チラシはあふれています)というデメリットがあります。
一方、手書き風のニュースレターは「人」が感じられ、お客様にとって身近な存在として受け止められるため、地元の工務店にとってはメリットが大きいのです。
手書き風が「読まれる」3つの理由
親近感・信頼感が生まれる
人が書いたような文字やレイアウトは、「自分宛の手紙」のように感じられます。
営業的な印象が薄れ、自然に読まれる確率が上がります。
「違和感」で目に止まる
多くのチラシやニュースレターが整ったデザインの中、「ちょっとゆるい手書き風」はかえって目立ちます。
「なんか面白そう」「あたたかい感じがする」「一度、読んでみよう」と思わせる効果があります。
人柄が伝わり、ファンになりやすい
お客様は「商品」ではなく「人」で会社を選びます。
長くおつきあいする工務店であれば、なおさらです。
手書き風のニュースレターは、社長やスタッフの人柄や温かみ、ポリシーを伝える最高のツールです。
実際の反応データ(事例)
- 手書き風のニュースレターに変えた工務店では、OB訪問のアポ率が30%アップ
- 読者アンケートでも「読むようになった」「毎月楽しみ」といった声が増加
という声をよく頂きます。
これは、「きれい」よりも「温度」を感じる方が、お客様の心が動くという証拠です。
工務店にこそ、手書き風が合う理由
工務店の強み | 手書き風で活かせるポイント |
---|---|
地域密着 | 温かみ・人間味を伝えられる |
家族経営・少人数 | 親しみを感じさせる |
長いお付き合い | 信頼関係を深めやすい |
技術+人柄 | 「人」「想い」が伝わるニュースレターになる |
地元工務店の一番の魅力は「人」=「地元密着」です。
だからこそ、人を感じさせるニュースレターが効果的です。
まずは試してみましょう
ただ、今まで作って来た綺麗なデザインのニュースレターをいきなり止めてしまうのは、不安があるでしょう。
そこで、同じ内容を「デザイン重視版」と「手書き風版」で出してみる(いわゆるA/Bテスト)を行ってみましょう。
すぐに反応の違いを実感できるはずです。
- 読んだと言ってくれるお客様が増える
- 訪問やイベントへの参加率が上がる
- 「いつも読んでるよ」と声をかけてもらえる
そんな変化が、あなたの会社にも起こります。
手書き風ニュースレターの反応が高い理由のまとめ
どれだけ、世の中が便利になったとしても、物を買うのは、「人」です。
だからこそ、「美しさ」ではなく、「温度」が成果を生むのです。
ニュースレターは、家のデザインを「見せる場」ではありません。
家づくりをまかせても大丈夫だという「安心感」を与えるためのツールです。
そして家を建てるお客様の安心は、「技術」「経済」「人」「生活」「情緒」という5つからなっています。
特に、「人」「生活」「情緒」という点を考えると、手書き風ニュースレターに軍配が上がるのは当然と言えるでしょう。
なお、安心感を与えるための5つの内容の詳細につきましては、また、後日、記事にしたいと思いますが、実際に成果を上げているニュースレターの一部をお見せします。
「安心感」があふれていることが、お分かりいただけるのではないでしょうか?

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