おそらく、ニュースレターという販促ツールを使ったことがある工務店さんは多いと思います。
ところが、ニュースレターを、何十年も継続している工務店さんは、非常に少ないはずです。
なぜ?せっかく始めたニュースレターを止めてしまうのでしょうか?
理由は2つあります。
- ニュースレターの発行が面倒である
- ニュースレターの効果を実感できない
からです。
確かに、ニュースレターを作成、印刷、送付するのは、手間がかかります。
それなのに、ニュースレターの効果を実感できない!となれば、止めたくなるのは当然です。
が、現実は、本当にそうなのでしょうか?
事実、ニュースレターを何十年も継続している工務店さんはいらっしゃるわけですし、そういう方たちは、「ニュースレターを出し続ける限り、仕事は取れていく」とおっしゃいます。
この差は、一体、何なのでしょうか?
そこで、ここでは、ニュースレターで売上アップができる工務店と、できない工務店の差について裏の裏まで見ていきたいと思います。
工務店がニュースレターを活用して売上アップを目指すためには?
まずは、工務店がニュースレターを活用して売上アップを目指すためには、大切な10個のポイントがあります。
- ターゲットを明確にする
- 有益な情報を提供する
- 特典やキャンペーンの告知を行う
- 信頼性と透明性を強調する
- 視覚的に魅力的なデザインにする
- 定期的に発行する
- 行動を促すCTAの設置を行う
- 個別対応を感じさせる内容を盛り込む
- SNSやウェブサイトと連携する
- 反応を追跡し、分析する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ターゲットを明確にする
工務店が発行するニュースレターは、「新聞」ではありません。
お客様の元に直接、届けることを考えれば、ニュースレターは「紙の営業マン」です。
言うまでもないことですが、
- 新規顧客:新築やリフォームを検討しているお客様と信頼感を築く
- 既存顧客:リフォームやメンテナンスの提案や紹介を促すアプローチ
このことをしっかりと意識しておく必要があります。
新規顧客と既存顧客それぞれに対応したニュースレターを作成するのは、大変です。
おススメは、新規顧客にも既存顧客にも使えるニュースレターを作成することです。
新築専門だから、リフォーム記事は不要という発想は、逆効果です。
大切なマイホームをお願いしたいと思うのは、リフォームやメンテナンスにも強い、末永く付き合うことのできる工務店だからです。
有益な情報を提供する
工務店が発行するニュースレターは、「趣味の雑誌」ではありません。
ニュースレターは「私たちの悩みや問題をこの会社は解決してくれる」とお客様に思っていただくために発行します。
そのためには、専門的なアドバイスや情報をわかりやすい言葉で説明したり、事例を紹介しながら自社の実績を示すのが効果的です。
ニュースレターには、現場の写真や説明等をぜひ、入れるようにしましょう。
声高に「地域No.1です!」と叫ぶよりも、実際の現場写真の方が、大きな信頼を得ることができます。
これこそが、「紙の営業マン」の大切な「営業活動」です。
特典やキャンペーンの告知を行う
ニュースレターは売り込み色なしで!とよく言われますが、ニュースレターに特典やキャンペーンなどの告知チラシ等を入れるのは、構いません。
また、現場見学会や、完成見学会、勉強会などは、できるだけ企画していくようにしましょう。
私たちがおススメしているのは、
・ニュースレターは親しみやすい手書き風
・キャンペーンチラシや見学会などのチラシは、洒落た、かっこいいデザイン
でメリハリをつける方法です。
※どちらも、Wordで作成することが可能です。
信頼性と透明性を強調する
ニュースレターには、お客様の感想や評価などを掲載しましょう。
よく見かける「お客様の声」のスタイルを真似なくとも、記事内でさりげなく紹介してもOKです。
また、工務店の場合は、OB様宅への訪問などを記事にしたり、訪問イベントなどを企画する方が、効果は高いでしょう。
視覚的に魅力的なデザインにする
「視覚的に魅力的なデザイン」とは、お洒落でかっこいいデザインという意味ではありません。
ニュースレターで何より大事なのは、「シンプルで見やすいレイアウト」です。
長文は避け、簡潔に整理された構成にし、写真やイラストなどで視覚的に訴えたものを作成しましょう。
現場写真をニュースレターに掲載するのは効果的ですが、多すぎても飽きられます。
自社の現場の様子だけでなく、公平な専門家としての記事でバランスを取るのがおススメですが、文字ばかりだと読みたくなくなるため、効果的にイラストを配置しましょう。
定期的に発行する
工務店のニュースレターは、定期的(月1回が望ましい)に発行し、継続的にアプローチします。
月1回のニュースレターで、季節に合ったタイムリーな情報を提供できますし、受注のタイミングを逃しにくくなります。
行動を促すCTAを設置する
ニュースレターには、必ず行動を促すCTAを設置します。
※CTAとは、Call To Actionの略で、ニュースレターを読んだお客様が何らかの行動をおこすことを目指します。
言うまでもなく、見学会の申し込みやお問い合わせなどの案内はきちんと行います。
さらに、電話、FAX、メール、LINE、ホームページ、SNSなど、お持ちの手段はすべてオープンにしておきましょう。
※この時代であっても、アナログなお問い合わせ書や申込書なども同封しておきます。
さらに、万が一、ニュースレターが不要の場合には、不要の旨を知らせてもらうこともニュースレターには掲載しておきます。
不要のFAXやメールが来た時には、落ち込むでしょうが、長い目で見れば、必要な経営判断です。
個別対応を感じさせる内容を盛り込む
過去の依頼内容に関して、どんな対応をしたのか?などを記事に盛り込むと、「あぁ、個別対応をきちんとやってくれる会社だな」とお客様は感じることができます。
また、小さなことですが、
・宛名はタックシールを使わず、ニュースレターの表紙に印刷するようにする
・ニュースレターに「皆さん!」という言葉は、使わないようにする
ことも、お客様に良い印象を与えます。
SNSやウェブサイトと連携する
ニュースレターで案内した内容を、SNSやブログなどと連携させると相乗効果が生まれます。
アナログなニュースレターとデジタルなSNSやブログは、見せ方を変えるよう意識し、多方面からお客様にアプローチできるようにしましょう。
ニュースレターを出せば売上が上がったのは、20年前の話です。
ニュースレターを単独で使うのではなく、他の販促ツールとリンクさせる使い方をしましょう。
反応を追跡し、分析する
紙のニュースレターと言えども、反応を追跡し、分析することができる時代となりました。
どの内容が反応が高いか?など、データを分析しながら、さらに受注が伸ばせる「ニュースレター」へと変更していきましょう。
紙のニュースレターの詳細なデータ分析は、前述したSNSやウェブサイトとの連携が必要です。
ご自身の置かれた状況によっては、優先順位をつけて取り組んでいきましょう。
効果の出るニュースレターの作成
以上が、売上アップを目指すためのニュースレターの10個のポイントになります。
この10個のポイントすべてを、きちんと行いつつ、ニュースレターを作成し発行していただければ、必ず、効果は出てきます。
が、
現実には、
- どんな風にニュースレターを作ったら良いのか?全然、わからない!
- 時間がなく、自社でニュースレターの作成ができない
場合には、当サイトでもニュースレターの作成代行を承っております。
工務店経営研究所のニュースレターひな形の特徴
工務店経営研究所のニュースレターの大きな特徴は、下記の3つです。
- 記事をライターやAIを使わず、工務店の仕事内容を知り尽くした私たち自身が書いていること
- 記事に合わせた完全オリジナルなイラストを描いてもらっていること
- 敢えて手書き感を出し、地元工務店ならではの温かみを出していること
記事を自分たちで書く理由
最近は、インターネットで検索すれば、それらしい記事がたくさん出てきますし、AIを使えばあっと言う間です。
けれども、現場での実体験があるか?ないか?は、目に見えない小さな差を生んでいきます。
記事に合わせた完全オリジナルなイラストを使う理由
インターネット上には、様々なフリー素材のイラストがあふれています。
しかし、工務店ニュースレターは、
毎月の記事を担当者に読んでもらい、その記事に沿ったオリジナルなイラストを描いてもらうようにしています。
その目的は、ニュースレターをパッと見た時に、記事に興味を持ってもらうためです。
実際に見本を作って比較してみました。
- 文字ばかり書かれたニュースレター
- フリー素材のイラストを使ったニュースレター
- 記事に合わせたオリジナルなイラストを使ったニュースレター



画像を比べてみると受け取る側のイメージは、かなり違うはずです。
一般的に、ニュースレターをパッと開いた瞬間、読んでみようかな?と思えるのは、
オリジナルイラスト入り→汎用イラスト入り→文字のみという順番になります。
イラストは文章の単なる飾りではありません。
文章を、読んでもらえるよう積極的に促す役割を果たしますし、
クスッと笑えるイラストにすれば、それが、お客様の興味を引きます。
工務店経営研究所が依頼しているイラストレーターは、地域の文化センターからもイラストの依頼を受けている実力者です。
敢えて手書き感を出す理由
ニュースレターはチラシやDMとはデザインや、文字フォントなどを変えることで、その存在意義を強調する必要があります。
「かっこいい」「洗練されている」方が良いのは、チラシやDM、家の外観、ホームページやインスタグラムの写真です。
工務店経営研究所のニュースレターひな形サンプル
ニュースレターの存在意義を強調するために、2025年のデザインはこちらを作成致しました。
シンプルデザインは、男性好み、
アットホームデザインは、女性好みにしてあります。


なお、工務店経営研究所のニュースレターは、
- シンプルデザイン・サンプル版(上左側の画像)
- アットホームデザイン・サンプル版
- シンプルデザイン・そのまんま版
- アットホームデザイン・そのまんま版(上右側の画像)
の4種類で1セットとなっており、お好きなタイプを常時、使えるようになっています。
サンプル版は、あくまでも「サンプル」であり、ご自身で内容等を変更して頂くために作成したものです。(赤字の部分)
一方、そのまんま版は、どうしても忙しい時のみ、お使いいただけるように配慮しています。
(タイトルと会社情報のみ変更)
工務店経営研究所のニュースレターの販売価格
こうした工務店経営研究所のニュースレターひな形に興味がございましたら、下記の価格で販売しておりますので、今すぐお申込みください。
工務店のニュースレターひな形価格(1年契約コース)
年間96,000円(税込み)で、1年間の契約となります。
請求書をお送りしますので、期日までに1年分の費用をお振込みください。
毎月のサブスクよりも、21,600円お得になります。
年間契約の場合には、データURLは毎月25日に、メールにてお送り致します。
工務店のニュースレター価格(毎月支払いコース:サブスク)
毎月9,800円(税込み)でデータURLを、毎月25日前後に郵便代引きにて送付いたしますので、郵便集配人に代金をお支払いください。
※毎月のサブスクは、代引きのみと致します。
※1回の支払いが税込み10,000円未満の場合、インボイスの請求書は必要ありませんが、もし必要ならば、その旨お知らせください。
解約について
年間契約の場合には、1年間、解約はできません。
万が一、契約途中でニュースレターが不要となりましても、代金の返金は致しません。
毎月支払いのサブスクの場合には、毎月25日前後に、次の月号を送付いたしますので、毎月18日までにメールかLINEでご連絡を頂ければ、発送をストップさせて頂きます。
必要なソフト
必要なソフトは word (docx形式)のみです。
※その他、不明点等はお問い合わせください。
工務店経営研究所のニュースレターひな形のお申込
工務店経営研究所のニュースレターひな形へのお申し込みは、下記からお願いします。
追って、担当者から、ご連絡致します。
さらに、効果の出るニュースレターが欲しい場合
通常、ニュースレターひな形を毎月、発行するだけでも、効果はあるのですが、
さらに、効果を出すために、工務店経営研究所では「ニュースレターおまかせ作成」も承っております。
おまかせコースの条件は、2つあります。
- 毎月、現場等の写真をたくさん送っていただく(LINEが便利です)
- 毎月、zoomで30分程度の打ち合わせをしていただく
以上です。
毎月、現場等の写真をたくさん送っていただくのは、その月の記事を作成するためです。
また、zoomでの打ち合わせをお願いするのは、その月の記事の内容を決め、詳細を確認するためですが、打ち合わせの効果はそれだけではありません。
ご自身が「当たり前」だと思っていることが、実は、ライバル社に勝てる「特徴や差別化」につながることが非常に多いのです。
ちなみに、毎月、おまかせコースをご依頼頂いているT工房様は、2024年中に、2025年分の契約はすべて取ってしまわれましたし、最近、開かれた完成展示会には、35組のお客様がいらっしゃったそうです。
もちろん、集客には、新聞広告やSNS、看板なども功を奏しているのですが、
「この工務店に決めた!」と思っていただくためには、仕事に対する姿勢やポリシーをどう伝えるか?が非常に大切です。
その役目の一端を担うのが、ニュースレターです。
工務店のニュースレターおまかせ価格(1年契約コース)
年間200,000円(税込み)で、1年間の契約となります。
請求書をお送りしますので、期日までに1年分の費用をお振込みください。
毎月のサブスクよりも、40,000円お得になります。
年間契約の場合には、データURLは毎月25日に、メールにてお送り致します。
工務店のニュースレター価格(毎月支払いコース:サブスク)
毎月20,000円(税込み)でデータURLを、毎月25日前後に郵便代引きにて送付いたしますので、郵便集配人に代金をお支払いください。
※毎月のサブスクは、代引きのみと致します。
解約について
年間契約の場合には、1年間、解約はできません。
万が一、契約途中でニュースレターが不要となりましても、代金の返金は致しません。
毎月支払いのサブスクの場合には、その月のzoomで、次月のzoomの打ち合せ日程を決めますのでその日までにメールかLINEにてご連絡をお願いします。
必要なソフト
必要なソフトは word (docx形式)のみです。
※その他、不明点等はお問い合わせください。