一口にチラシと言っても、使う媒体はいろいろあります。
- チラシ
- 新聞広告
- フリーペーパー広告
- ニュースレター
など。
この時、ほとんどの工務店さんが、上記の広告内にQRコードを貼りつけるはずです。
その理由は言うまでもなく、
- 問い合わせをしてきて欲しい
- 自社のホームページを見てファンになってほしい
という2つの目的のためです。
ところが、現実には1番の「問い合わせをしてきた人数だけを把握している」なんてこと、やっていませんか?
チラシの効果は、問い合わせだけにあらず
もちろん、今までは、チラシの効果=問い合わせの数でしか判断できませんでした。
そのため、多くの工務店経営者やコンサルタントが指標としていたのが、「一般的な折込チラシの反響率は、0.01~0.3%」という統計的な数字です。
つまり、自社のチラシの反響率と、その一般的な数字を比べて、反響率が良ければ喜び(?)、悪ければチラシの内容をいじりまくる・・・ということをやってきたわけです。
が、先ほどもお話ししたように、チラシの効果は問い合わせだけではありません。
実際、家を建てたり、リフォームするような人たちが、たった1枚のチラシを見て、「この工務店に依頼しよう」!などと決断するわけがありません。
商品が高額だからこそ、工務店のホームページ情報は、必ずチェックしまくるのが普通です。
つまり。
たとえ問い合わせはしてくれなくとも、チラシからホームページへ飛んだ人が幾人かでもいるのであれば、それもチラシ効果として測定すべきです。
それぞれの媒体の効果を測定するには?
では、どうやって、それぞれの媒体の効果測定をするのか?
古い感覚の経営者にとっては、ホームページのアクセスなんて、単に数字だけだろう?と思っていらっしゃるかもしれません。
が、技術の進歩はめざましく、おかげで今は、どのアナログ媒体から、ホームページにアクセスしたのか?が、ちゃんとわかる時代です。
しかも、その方法は、実に簡単です。
それぞれの媒体で使うQRコードを変えるだけで良いのです。
唯一、気を付けなければならないのは、違う媒体で同じQRコードを使いまわさない事だけです。
たった、これだけのことで、
ホームページに来た人が、
- どの媒体から来たのか?
- どのキャンペーンで来たのか?
といったことを、確認することができます。
※上記の画像では、DMからtest1というキャンペーンで来たことがわかります。
チラシの効果測定のまとめ
工務店経営において、アナログなチラシの効果測定はとても重要です。
正直な話、それだけのためにGA4を導入しても良いのではないでしょうか?
何度も言いますが、GA4は無料で使えます。
QRコードも無料で作成できます。
足りないのは、ご自身の知識とスキルだけなら、ぜひ、チャレンジしてみて欲しいと思います。
やってみれば簡単です。
GA4の導入がまだなら、そこから始めましょう。
以前は、金を払って外注に任せられることは任せる!それが経営者というものだ!という考え方がありましたが、小さな地元の工務店の場合、チラシ一つとっても、決定権があるのは工務店経営者です。それを思ったら、他人任せにしてはいけないと思います。
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