工務店がアナリティクスで最初に見るべきものは?

GA4(アナリティクス)

前回、ホームページは工務店経営の羅針盤にもなり得るという話をしましたが、それは一朝一夕にできるものではありません。

最終的には、自分が知りたいデータをサクサク探索できるようになるのが良いですが、最初はボチボチ始めることにしましょう。

それに、なんといっても、工務店のメイン仕事はアナログだ!ってことをお忘れなく。

工務店が最初に確認したいアナリティクスのデータはここ!

まず工務店経営者が、最初に見た方が良いアナリティクスのデータは、とりあえず、3つです。

デジタルが苦手でもこれだけなら、大丈夫!
  1. ユーザー属性の概要
  2. ユーザーのテクノロジーの概要
  3. ページとスクリーン

それぞれ、画像を見ながら、確認していきましょう。

※アナリティクスの設定がまだの方は、以前の記事を参考にしてください。

ユーザー属性の概要

アナリティクスの左メニューのレポートから、ユーザー → ユーザー属性 →概要を選びます。

ここでは、工務店として一番、確認しておきたいユーザーの年齢層がわかります。

つまり、想定している年齢層のお客様が、ちゃんとホームページに来ているか?どうか?の確認ができるわけです。

また、データの集計期間は、デフォルトは過去28日間になっていますが、画面右上の日付の横にある▼をクリックすると、カレンダーが出てきますので、そこで期間を自由に設定できます。

ユーザーのテクノロジーの概要

次に、見ておきたいのが、ユーザーのテクノロジーの概要です。

アナリティクスの左メニューのレポートから、ユーザー → テクノロジー →概要を選びます。

ここでは、貴社のホームページにユーザーがどんなデバイスでアクセスしたのか?がわかります。

が、最近は、自社のホームページをパソコンにも、タブレットにもスマホにも対応させている工務店さんが多いので、正直なところ、これ自体は、それほど重要な指標にはならないでしょう。

ただ、チラシを打った時など、期間を限定して確認してみると、ざっくりとした把握ができます。

もし、スマホからのアクセスが通常よりも極端に少ない場合には、チラシ内のQRコードの位置や大きさなどをチェックする必要があるかもしれません。

ページとスクリーン

操作は、アナリティクスの左メニューのレポートから、ライフサイクル → エンゲージメント → ページとスクリーンを選びます。

ここでは、ページごとの表示回数やユーザー数、平均エンゲージメント時間などが確認できます。

どのページが良く見られているのか?どれぐらいの時間見られているのか?がわかれば、お客様が貴社に求めているものは何なのか?ということが推測しやすくなります。

平均エンゲージメントの意味は?

エンゲージメントで、日本人が一番、想像しやすいのは、エンゲージリングだと思います。エンゲージって婚約って意味だろう?え?どういうこと?と思った方!そのままのイメージでOKです。

婚約時期って、二人がベタベタしている時期ですよね(笑)?そこから発想を飛ばせば、平均エンゲージメント時間とは、あなたのホームページにベタベタしている=一生懸命見ている時間の平均って意味です。

正直なところ、意味を確認しても忘れてしまうのが、カタカナ語の特徴です。それが原因でアナリティクスから遠ざかるのは、もったいないので、連想ゲームで乗り切りましょう!

まとめ

さて、今回は、一番簡単に確認できる3つの項目についてお話ししました。

この3つだけでも、暗中模索だった営業活動が、少し見えやすくなったと思います。

慣れてくれば、もっと違った探索もできますが、地元の工務店の場合はアナログも重要ですから、とりあえず、こちらは、ボチボチやりましょう。

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