ニュースレター5月号を準備中です。LINEやSNSと連動させると面白いです。

工務店のニュースレターの記事について

記事の書き方

工務店のニュースレターには、どんな記事を書くべきなのか?という点については、

  • 社長の人柄がわかるもの
  • 生き生きした現場等の様子
  • 新築の記事
  • リフォーム用の記事

というお話をさせていただきました。

この4つの中で、

新築の記事リフォーム用の記事に関して、もう少し詳しく説明させていただきます。

新築を受注したいから、リフォーム記事は不要?

たとえば、

「新築を受注したいから、リフォーム記事は不要だ!」

という考え方に私たちは反対です。

なぜなら、

リフォーム記事や、メンテナンス記事というのは、新築を建てたいお客様にとっても非常に大きな関心事だからです。

事実、非常に多くの工務店さんが、

  • 「末永いお付き合いをさせていただいております」
  • 「アフターも万全です」

と至るところで表明されています。

しかし、どんなに美辞麗句を並べ立てても、

「やっぱり、ハウスメーカーの方が安心な気がする」

そう、こっそり思っているのがお客様というものです。

そこで、毎月のニュースレターが力を発揮します。

毎月、必ず来るニュースレター。

そこで、社長さんの人柄を知るうちに、

「なんでも相談できそう・・・かな?」と、気持ちにちょっぴり変化が生まれます。

また、生き生きとした現場の様子を毎月、見るたびに、

「元気な会社なんだな~」と、少し安心し始めます。

さらに、新築の記事を読んで、

「さすがプロだな」と、思い始め、

最後に、リフォーム記事を読んで、

「あぁ、新築だけじゃなく、アフターもちゃんとしてるんだな~」と、実感し始めるのです。

新築記事とリフォーム記事で大切なこと

ただし、新築記事とリフォーム記事ではそれぞれ大事なことがあります。

新築記事の場合には、

新築を建てる前、つまりプランの段階で注意すべきポイントがメインになります。

たとえば、資金計画に関することや、素材の選び方、住宅の機能についてなどの記事を作成します。

一方、リフォーム記事の場合には、

実際の現場で見聞きした経験を元に、良いと言われてきたものも、長期に使ってみたらどうだったか?という点などに焦点を当てて、記事を作成します。

これは、

  • スペックが気になる男性
  • 実際の使い勝手が気になる女性

という点を考えても理にかなっており、

両方を並べて見せることで、バランスの良い工務店という印象を持たれやすくなります。

工務店経営研究所では、新築記事を志賀が担当し、リフォーム記事は後藤が担当しています。

記事のターゲットは誰か?

また、

  • 新築の場合は、ご主人が中心になって話が進むことが多い
  • リフォームの場合は、奥様が中心になって話が進むことが多い

ことを考えると、これも理にかなっています。

ただし、いくら奥様がターゲットだからと言って、

  • 料理レシピを掲載する

というのは、ニュースレターの目的を見失っています。

事実、料理レシピのように、どこからでも何からでも入手できることを記事にしても、自社のブランド化にはつながっていきません。

料理レシピはスマホで見るのが普通の時代です

ニュースレターの記事を書く目的は?

工務店のニュースレターの記事は、

「お客様に家づくりにとって大事なことを知ってもらう」

ために書くものです。

その先に、お客様からの信頼→受注があります。

ここを忘れて、

ニュースレターを捨てさせないために、〇〇をする。

というのは、本末転倒です。

本当に役立つ情報ならば、お客様は工務店名を忘れたりはしません。

万が一、名前がうろ覚えでも、本当に連絡したい時には、自らネットで調べてくれます。

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