インスタグラムは、今や真っ赤っかな海=レッドオーシャン状態です。
そんな中、地元の工務店が上手にインスタグラムを活用するためには、明確な道筋を思い描く必要があります。
そうでなければ、せっかくの努力が、労力の垂れ流しになってしまいます。
インスタグラムは会社の認知が目的
地元の工務店の場合、もし、インスタグラムをやるならば、目的は会社の認知度を上げるためになります。(決して、受注ではないことに注意)
そのことを、しっかり理解した上で、時間があるのであればやってもいいと思います。
ただし、それは新築系の工務店さんのみです。
今の段階では、普通のリフォーム会社さんは、インスタグラムには関わってもメリットは少ないはずです。
私たちが、インスタグラムをやらない理由
その理由は、私たちがインスタグラムをやらない理由と同じです。
私たちの場合は、全国展開なのだから、やった方がいいのでは?と思う方も少なくないかもしれません。
ですが、インスタグラム上には、私たちがサポートしたい工務店さんは、ほとんど存在しないのが現実です。
事実、インスタグラムを使っているのは、20代~40代の女性が圧倒的に多くなっています。
最近でこそ、男性はもちろん、年配の方たちもインスタグラムを使うようにはなってきましたが、自分が得意(ビジネス)とするジャンルが、インスタグラム上でどこまで認知されているのか?をまずはチェックしてみることが大切です。
もし「インスタグラムなんて、簡単に始められるんだから、とりあえずやったもん勝ちだろう!」などと思った方には、こう進言したいと思います。
簡単に始めることができるからこそ、インスタグラム上はレッドオーシャンになっているわけですし、ここから抜きんでるためには、大きな労力(努力)が絶対に必要(←これは結局、どのツールでも同じ)だからです。
正直な話、結局、かける労力が同じなら、SNS(インスタグラム)よりも、SEO(ブログ)の方が、間違いなく!絶対に!結果が出ます。(画面も大きいので作業もラクですし)
それでも、どうしてもインスタグラムをやってみたい!と思われるのであれば、ご自身が戦ってみたいジャンルをハッシュタグ(#)をつけて、インスタグラム内で検索してみてください。
ちなみに#新築一戸建てで検索すると、投稿数181万件でしたから、地元工務店の場合、これは、外した方が無難です。
じゃあ、どんなジャンルにするか?ですが、投稿数10万件~40万件ぐらいを狙うのがおススメです。
※こういう、地道なリサーチは何を使う時も必要です。
インスタグラムをやると決めたなら・・・
インスタグラムを始める前のチェックが済み、それでも、インスタグラムをやるんだ!と決められたのなら、本気で取り組んでください。
事実、インスタグラムというのは、見知らぬ人をファン化するには、最適なツールではあるのです。
ただ、そのツールを最大限生かすためには、ホームページと同様に、分析はきちんと行う必要があります。
はっきり申し上げれば、「いいね」という意味のハートマークがたくさんついたものが良いわけではありません。
会社としてインスタグラムをやるのであれば、見るべきは、保存率やホーム率の方です。
せっかく、個人アカウントではなく、プロアカウント(無料)にしているのに、インサイトを何も見ない・・・というのでは、意味がありません。
これは、ホームページを持っているのに、GA4(無料)を確認しないのと、同じですね。
インスタグラムを伸ばすために、必要なものは?
インスタグラムと言えば、ビジュアル重視。
これが、以前の認識でしたが、人間と言うのは、結局、同じものを求めるようにできているのでしょうか?
最近は、インスタグラム=情報収集としての意味合いが強くなってきているように思います。
ここを考えた時、絶対に外せないものがあるんです。
それが、「文字情報」です。
そもそも、役立つ情報だと思うからこそ、保存をするわけですから、単に綺麗な写真を掲載すれば良い・・・という話ではなくなってきています。
だからと言って、ダラダラ説明をすればいいわけではありません。
インスタグラムは、もともとのビジュアル系という部分も残っていますので、ビジュアル+文字を上手に見せる工夫が必須です。
地元工務店のインスタグラム活用のまとめ
地元工務店の場合、インスタグラムを効果のある販促ツールに育てるためには、大きな労力が必要です。
最低でも下記の3つは必要になってきます。
- インスタグラムを始める前のリサーチ
- インスタグラムの分析
- 毎日、何度も欠かさず投稿する努力
ただし、現時点で効果がありそうなのは、新築系の工務店さんのみ。
リフォーム会社さんは、見送った方が無難だと考えます。
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