工務店のニュースレターは、単体だけで使うより、他のツールと絡めた方が効果が高くなります。
そこで、もう一つの営業ツールであるホームページについても考えておきましょう。
ニュースレターの不足をホームページで補う
工務店のホームページにどんな役割を持たせるのか?は、工務店によって異なると思いますが、
ニュースレターを発行しているのであれば、
ニュースレターで伝えきれない部分をホームページで補う
という発想をすると、どちらにも良い効果が生まれます。
たとえば、ニュースレターの紙面は限られていますし、写真を掲載したとしても、ネットに比べ画質は劣ります。
そこで、こうしたニュースレターの不足分を、ホームページで補う形にします。
やり方は簡単で、QRコードやサイトURLなどをニュースレターに記載し、案内するだけです。
ホームページを更新し続ける
一方、ホームページというのは、どれだけ立派なものを作ろうとも、ほったらかしにしていては、何も機能しません。
事実、ホームページは更新し続けるのが、何より大事なツールなのです。
そこで、ホームページを更新し続けるという意味で、ニュースレターが役に立ちます。
なにせ、ホームページには、毎月発行するニュースレターの不足分を補うという役目があるわけですから。
ブログがおすすめ
以前は、立派な企業サイトこそが、信頼の証でしたが、昨今のインターネット事情を鑑みれば、ブログのように、更新頻度がわかるものの方が、地元の工務店には合っていると思います。
なぜなら、ブログによって、会社の雰囲気や社長さんの人となりがわかりますし、何より、ブログの更新が常に行われているだけで、お客様は安心するからです。
- ブログなんて、無理。
- これ以上、記事は書けない。
そう思われた方も、心配はいりません。
ブログと言っても、現場の様子を写真で伝え、それに対してのコメントなどを付け加えるだけで良いのです。
写真のSNSにはインスタグラムがありますが、インスタには「映える」写真を掲載し、ブログには、職人の仕事ぶりや、打合せの様子など、普段、お客様が見ることができない泥臭い現場の様子を伝えていくのがおすすめです。
ブログでホームページを作れば一括管理できる
ちなみに、昨今は、ホームページとブログを別々にするのではなく、ブログを利用してホームページを作ることもできますので、その方が一括管理ができてラクだと思います。
また、そうしたブログサイトの作成をプロに依頼される場合であっても、下記の情報だけはしっかりと会社で握っておくことをおすすめします。
- ドメインの管理会社
- 使っているサーバー会社
その理由は、
- 後々になってサイトの作成会社を変更したい場合
- ドメイン管理会社やサーバー会社を変更したい場合
上記の情報がわからないと非常に困るからです。
ニュースレターとホームページを分析する
また、ニュースレターとホームページを連動させた場合、ホームページの分析はぜひ行っていきたいことの一つですが、その時も、上記の情報は必要になってきます。
確かに、過去には、こんなイメージも横行していました。
- 工務店のニュースレターは「発行するだけで良い」
- 工務店のホームページは「立派に作成すれば良い」と。
もちろん、
- ニュースレターを出さないよりは良い
- ホームページがないよりは良い
わけですが、
- どちらも手間とコストをかけていること
- 難しい時代に突入していること
を考えれば、さすがに分析も何もしない・・・というのは、もったいないです。
たとえば、多くの工務店さんが、ニュースレターに見学会や勉強会などを告知されていますが、
- 実際の申し込み数だけでなく、
- 該当ページへのアクセス状況など
も同時に確認し続けた方が良いのは、言うまでもありません。
ホームページの分析については、プロに依頼することも可能ですが、外注にずっと頼り切りなのは、結果的に、コストの垂れ流しになる可能性があります。そこで、少し練習すれば簡単に誰でも行える方法を少しずつでも記事にしていければ・・・と思います。
コメント